32bit HPSS client APIご利用の手引き

作成 2006627   最終更新 20108月20日

 

共通情報システムの計算サーバ・ワークサーバでdefault-pathで提供されているHPSS client API64bit版です。

32bitアプリケーション開発のご要望のあるお客様のために、32bit HPSS client API20066月から提供開始しました。

 

1.HPSS 32bit ClientAPIのサンプルソースおよびサンプルMakefile

下記のディレクトリにHPSS 32bit Client APIのサンプルソースおよびサンプルMakefileが存在しますので、コンパイル・リンク時のオプションとフラグについては、そちらを参照ください。

 

/ops/hpss.32bit/kek/examples

サンプルプログラム hpssput.c, hpssget.c

コンパイルのためのファイル Makefile

 

2.HPSS 32bit ClientAPIを呼ぶアプリケーションを実行するために必要な環境変数

 

HPSS 32bit Client APIアプリケーションを実施するためには、下記のファイルに設定されている環境変数を設定ください。

 

/var/hpss/kek/hpss32.sh

/var/hpss/kek/hpss32.csh

 

なお、その後に、HPSS 64bit client API環境に戻したい場合には、下記のファイルに設定されている環境変数を設定ください。またはログアウトしてログインし直してください。(注:この環境変数は通常ログイン時に設定されます。)

 

/var/hpss/kek/hpss.sh

/var/hpss/kek/hpss.csh

 

 

3.HPSS KEK Wrapper」のご注意

 

HPSS KEK Wrapper」については、32bit client APIの稼動確認が未実施です。利用される方の責任にてご利用いただくようお願いいたします。申し訳ありませんが、ご理解よろしくお願いいたします。

 

付録:変更履歴

2006.628日 15:00 hpssget.cスペルミスを訂正

20061227 12:00 : HPSS6.2.1.4からhpssposix.soの配置directoryが変わりました。

2010年8月20日  HPSS 7.3からhpssposix.soの提供を終了したため、記載を削除しました。

以上