コンファレンスWebシステム 利用ガイド (Ver. 2.1)
www-conf.kek.jp , conference-indico.kek.jp
コンファレンス Web システムは、会議の開催、会議参加登録、プログラム(タイムテーブル)、アブストラクト登録、および会議の成果を公開するためのシステムです。
www-conf.kek.jpとconference-indico.kek.jp 2つのサーバにより構成されています。それぞれのサーバの機能は以下の通りです。
- www-conf.kek.jp:
会議の開催案内および会議終了後の成果を公表する HTMLのページを掲載するサーバです。
- conference-indico.kek.jp:
CERN で開発された Indico (Interigent Digital Conference) ソフトウエアを用いて構築した、会議参加登録、プログラム(タイムテーブル)、およびアブストラクト登録の機能を提供するサーバです。
2.1 標準的な利用法
以下の2形態を標準的な利用形態として、想定しています。
- conference-indico.kek.jpで会議参加登録およびアブストラクト登録を行ない、www-conf.kek.jp で開催案内など会議の基本情報を掲載します。
- conference-indico.kek.jpで会議参加登録およびアブストラクト登録を行ない、research.kek.jp あるいは自前のWebサーバで開催案内など会議の基本情報を掲載します。
2.2 www-conf.kek.jpの利用法:
会議のトップページ(玄関ページ)および会議の基本情報を記載した HTMLのページを掲載します。
- 会議の開催案内、会議終了後の成果などを掲載します。
- ページの開設は、コンファレンスあるいはワークショップ を単位とします。
- 開設ページのURLは、 http://www-conf.kek.jp/[conference name]/ となります。
- www-conf.kek.jp のインデックス(会議一覧)に登録されます。
- 会議参加登録、およびアブストラクト登録などのフォーム機能は、conference-indico を使用ください
- conference-indico.kek.jp のURLは、本ページからリンクを張って利用してください。
2.3 conference-indico.kek.jpの利用法:
Indico ソフトウエアの機能を用いたサーバであり、
会議参加登録、プログラム(タイムテーブル)、アブストラクト登録機能が利用できます。
- ページの開設は、コンファレンスあるいはワークショップを単位として、 Indicoのイベントとして行ないます。
- IndicoイベントのURLは イベント番号となります。
- Indico の次の機能が利用できます。
- 参加登録、および講演概要の登録
- 参加者リストの作成と公開
- 会議のアジェンダの作成と公開
- プログラム(タイプテーブル)の作成と公開
- プレゼンテーション資料の公開
- 上記機能 のURLは、www-conf.kek.jp 上に作成するページからリンクを張って利用ください。
- Indico機能すべてをサポートをしているわけではありません。要望の出た機能については、検討のうえ順次利用できるようにしていきます。
利用の制限事項は、下記の利用の手引きで確認をしてください。
- アカウントは、会議ページの編集者用に発行します。会議参加者のためのアカウントの発行しません。
- Manager の追加は、アカウント作成完了後に代表者が行なってください。
- イベントを編集できる期間は、原則として会議終了後6ヶ月迄とします。6ヶ月経過後にLock処理します。表示は継続されますが、編集はできなくなります。
2.4 利用の手引き
コンテンツ作成にあたっては利用の手引きをご参照ください。
コンファレンスWebシステムを利用する際には、コンファレンスWebシステム利用規定 を確認の上、「会議ページの開設申請」および「ユーザアカウント申請」を行なってください。
申請方法は、「
利用申請 案内」 を参照。
利用形態により、www-conf.kek.jp および conference-indico.kek.jp の双方、あるいはどちらか一方の利用を選択してください。
4.1 www-conf.kek.jp
www-conf.kek.jp に登録された会議の一覧が日付順に掲載されます。
4.2 conference-indico.kek.jp
サーバの先頭ページにはカテゴリー一覧が表示されます (2020/9/17 現在、最新のものを確認してください)
Conferences and Workshops
Series Conferences and
Seminars and Lectures
KEK supported Conferences, Workshops and Events
Others
=== KEK Local ===
"Conferences and Workshops" の下には、以下のサブカテゴリーがあります。(2020/9/17 現在)
申請されたコンファレンスあるいはワークショップは、サブカテゴリーの下にイベントとして登録します。登録先は開催年により分類します。
"Lectures and Seminars" の下も同様です。
Conferences 2020
Conferences 2021
Workshops 2020
Workshops 2021
Past Conferences and Workshops
公開サーバ(www-conf.kek.jp)と更新サーバ (www-conf-up.kek.jp)
外部ネットワークに接続された「公開サーバ」と機構内ネットーワークに接続された「更新サーバ」とからなります
- 公開サーバでは、インターネットにコンテンツの公開を行います。ログインすることはできません。
- 更新サーバで、Webページの作成・編集、ページの確認 を行います。コンテンツの編集は
次の2つの方法があります。
- ssh ログインを行って編集する
- または、(2)PC で編集したファイルと sftp/scp を使ってアップロードします
コンテンツの同期
- 通常はWEB公開サーバとWEB更新サーバとのコンテンツ同期を5分毎に行っています。
- Webシステムポータル (https://ccwebhouse.kek.jp)にて、同期の停止/再開を設定する事が可能です。
操作方法は Webシステムポータル 利用の手引きをご参照下さい。(Webポータルにログイン後参照)
6.1 www-conf.kek.jp
- 公開サーバは外部と接続されたネットワークに、更新サーバは機能内ネットワークに配置されています。
- 利用者は更新サーバ上でコンテンツを編集します。更新内容は、一定時間経過後に自動的に公開サーバに複写されます。
- 公開サーバは二重化されており、一方が停止しても公開が継続されます。
- 更新サーバは二重化されており、一方が停止しても編集を続けることができます。
但し、 更新サーバのデータ領域は共通のファイルサーバを使用しており、ファイルサーバの障害時には、更新サーバを利用できません。
6.2 conference-indico.kek.jp
- サーバーはアクティブ・スタンバイ構成による2重化構成となっています。
- アクティブサーバーの障害時には、自動的にスタンバイサーバに切り替わります。
サーバの切り替え時の中断を除き、サービスを継続して利用することができます。
- コンテンツデータは、アクティブ・スタンバイの両サーバで共有しており、
サーバの切替後も編集作業を継続できます。
- Indico データのバックアップは次のように行っています。
- コンテンツは毎日 6:00, 13:00, 21:00 の 3回 バックアップされており14日分を保持しています
- データベースは 1時間毎にバックアップを行っており14日分を保持しています
- バックアップはシステム障害の復旧を目的としています.
個別イベントの復旧には原則として応じておりません。
Indico にはバックアップデータを部分的に戻す機能がないため、バックアップデータから個別のデータの復旧を
行うことはできません。
しかし個別復旧が必要だと認められた場合には、
直近のバックアップデータから、過去のある時点のデータを参照できるサーバを提供します。
復旧作業は、当該イベントの管理者が、バックアップデータを参照しながら、編集を行うことは可能です。
システム管理者まで相談をしてください。
6.3 Web Application Firewall (WAF)
コンファレンスWebシステムでは Web Application Firewall (WAF) を運用しています。
Any comments to consult @kek.jp